最近、思うのです。「こういうふうになりたい」とか「こういうことがしたい」というような願望に対する答えは簡単で、「そうなればいい」のだし「そうしたらいい」のです。
はい、文字や言葉にするのは簡単です。でも実行するのが難しいって言いたいですか。難しくしているのは、実はあなた自身かもしれません。
成功が目的になっていませんか
物事にチャレンジするということは、たくさん失敗を重ねることであると言い換えることもできるのではないかと思っています。
一度のチャレンジで成功した経験があると「チャレンジするなら一度で成功しなくてはならない」という気持ちが大きくなります。
それによって、「成功できる状況が整うまで挑戦しない」といった考え方が芽生えます。
タラちゃんはいつまでも子供
アニメ「サザエさん」の登場人物であるタラちゃんはいつまでも子供です。本人は早く大人になりたいと思っていますが、残念ながらその日は来ません。
だってアニメだからでしょう?と思っていますか。
そうではありません。
「行けたら行きます」「出来たらやります」「お金が貯まったら独立します」
「〜たら」と自分に制限をつけてしまう“タラちゃん”は自分が望んでいる状況や場所には行くことができないのです。
こういう言葉ってよく聞いたことがありませんか。私はうんざりするくらい聞いています。
まずは自分に約束すること
何か物事を始めたり、挑戦しようとするなら自分自身をその気にさせなくてはいけません。だってやったことないものをやらせようとするんです。怖がって嫌がりますよ。
「大丈夫、自分ならできる。」
「とりあえずやってみようよ。」
「ダメだったらまた他の道を見つけてあげるから安心して挑戦してみなよ。」
こういったことを自分に言い聞かせて、約束するんです。「絶対に自分だけはオマエ(自分)を裏切らないよ」って。
そうすると自分自身がその気になって、先が見えない暗い道の一歩を踏み出すことができるようになるのではないかと思います。
結果にコミットする前に、自分自身にコミットしなくてはなりません。
誰にも邪魔をする権利はない
そもそも、あなたがやりたいことに関して、誰にも邪魔をする権利はないんです。でも、自分自身が邪魔をしてしまってはいませんか。
例えば「海外へ遊びに行きたい」と思うなら、「休みが取れたら行きたい」ではなくて、「海外に絶対遊びに行く!」と決めてしまうんです。
「休みが取れたら」という条件は必要ありません。本当は休みが取れなくても行きたいですよね。
宣言して、実現できなかったことに対して揶揄する友人がいるのなら、その友人とは距離を置いた方がいいです。
あなたの足を引っ張って、あなたが新しい挑戦をするのを邪魔をします。
あっ、もちろんその友人さんご本人にそのつもりはないですよ。そのつもりはなくても、実際はそうなのです。
本当の友人なら挑戦の後押しをしますし、失敗しても受け入れてくれるのではないでしょうか。
人と違うことを選べるかどうか
周りの人たちと違う自分になりたいのなら、周りの人たちと違う行動をしなくてはなりません。
頭ではわかっているんだけど、実行するのが難しいと思っています?
まだ「難しい」と思っています?
難しいと条件を付けているのは、自分であるということです。とりあえず、やってみたらどうでしょうか。そして思い続けるのです。
一度の挑戦で、そのようになれなくてもいいじゃないですか。失敗したっていいんです。「心が折れそう」だなんて、何回も折れそうになりますよ。
私は難しいと思うことをやめました。自分がそうなりたいんだったら、なるしかないんです。だってそうなりたいんですから。
そのためには思い続けるしかないんです。一度や二度、十度や百度の失敗や挫折で諦めますか。
それくらいの気持ちでしか、「なりたい」と思ってないのではないですか。
諦めの悪いひとになる
私も20代の頃は失敗が怖くて怖くて、挑戦した後に打ちのめされる自分しか見えなくて何事からも逃げてきました。
そして、去年の正月に「このままだと何もしないで老ぼれて死ぬな。」って思ったのです。
自分の人生でやりたいこと、なりたい自分になれないのならこんな人生いらないと思いました。
自分の人生を諦めないでください。
おそらく成功している人とは、自分を最後まで諦めなかった人のことを言うのでしょう。やりたいこと、なりたい自分を諦めずに思い続けて行動した結果が成功なのだと思います。
私は何度失敗しても立ち上がって、諦めの悪い人になろうと決めました。でも「諦めの悪い人」が、私のなりたい自分ではありませんよ。
まとめ
自分の中で制限を外してあげるだけで、状況は一変します。
その気になればなんだってできちゃうし、できるかも!と思う気持ちが大切なのではないでしょうか。
今まではできるだけ痛い目にあわないように、なりたい自分になれない生き方を選んできました。
なりたい自分を目指していくなかで、痛い目にあうこともあるでしょう。困難を目の前にすると、なりたい自分に近づいているなと思ってワクワクします。