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フリーランサーになったわけ

フリーランサーになったわけ

2016年9月1日
エッセイ
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フリーランサー

ブログ初記事は、こちらのタイトル!
「フリーランサーになったわけ」についてです。

自己紹介に私、大城あしかの半生のようなプロフィールで「会社に身を置く雇われる立場から脱却することを決め、フリーランサーとして活動を始める」と書きましたが、その一歩を踏み出すまでについて書いてみようと思います。

サラリーマン正社員時代

ある日突然に社会へ放り出される

20代の頃から独立心は強かったけれど、特にこれといった目標もなく毎日会社に通って、仕事して決められた給料をもらって、好きなものを買って休日には遊びに行く。そんな日々を送りいつしか30代に。

2011年、関東大震災が起こったその直前の2月末に正社員から振り落とされてしまいました。はい、リストラというやつです。

自分なりに一生懸命働いていましたので退職勧告、いわゆるクビを宣告された時は、毎日せっせと描き続けていた人生の設計図を目の前で破かれたような衝撃がありました。

次に何をしようかだなんて考えられませんでしたね。

リストラされたら、いざハロワへ!

もちろんリストラですから会社都合での離職となりまして、失業保険(正確には雇用保険)の受給資格があるんです。とりあえず、もらえるものはもらってその間で今後について考えようと思い、離職票を持ってハローワークへ行きました。

失業保険をもらうには、所定の手続きをおこなって翌日から7日間の待機期間があるんです。その間はアルバイトをおこなうこともできません。ちょうどいい機会なので会社をクビになったことを実家の家族へ報告しようと思い、帰省することにしました。

その帰省中に東日本大震災が起こったのです。

一度レールから外れるともう戻れない

ハローワークの雇用保険受給説明会に出席すべく、新幹線で東京へ向かいました。のぞみ東京ゆきの車内は東へ向かうにつれて乗客がだんだん減っていきます。地震が起きた4日後です。そんな時に東京へ行く人なんて、そうそういません。

ハローワークで手続きを終え、自宅に帰ると断水していました。なんだか涙が出てきました。これからの生活がとても不安でした。

ハローワークに通いながら求職活動をおこないますが、なかなか採用をもらうことができませんでした。ようやく9月に採用が決まりますが、正規雇用ではなく、アルバイトとしての採用でした。正社員登用ありという内容でしたが。

打ちのめされた派遣社員時代

その職場では、正社員になれずに退職。なんだか正社員としての仕事を探すことに疲れていました。とりあえず生活できればいいやと派遣会社に登録してある企業に派遣されました。

そこでの仕事は本当に単純作業で自分のスキル内でこなすことのできる仕事でした。

派遣の担当者からも「おそらく、大城さんのスキルでは、持て余してしまうと思います。成長は見込めないと思いますが、決めるからには3年は働いて欲しい」と言われていたので、3年後にまた考えようと思っていました。

派遣担当者が言うように、仕事は本当に楽でした。このまま働いてこの給料をもらっているならいいなと思うときもありました。

このままだと腐っていく

しかし、3年経ってふと思ったのです「このままじゃ腐っていく」と。会社の組織再編など周りの動きにも敏感になっていました。派遣社員の自分は真っ先に切られるのは当然。

しかも、前向きに新しい仕事がしたいと進言しても、立場的に社員を差し置いて新たな仕事なんてさせてもらえませんでした。

もちろん自分の力不足も否めないし、認めている。ただ、その時は単純に悔しかったのだ。同じ仕事をしているのに立場が異なるということに。

オトナになってからもうすぐ20年

結局3年目の契約更新を断ってチャレンジすることを選びました。そして、準備もなにもしていない状態でフリーランスになりました。

20代の頃から「お金が貯まったら独立する、仕事で実績を残したら独立する。40歳までには独立したい」と考えていてそんな日は来るはずがありませんでした。

2016年のお正月にふと思いました。このままジイさんになるぞ。このまま何もせずに歳取っていくぞと。なんだか怖くなりました。

後悔のない人生を!

ありがちですが、人生は一度きりです。オトナになってからもうすぐ20年が経ちます。この20年振り返ってみると、いろいろなことがありましたが、なんだかあっという間でした。

このあっという間だった20年をまた繰り返すと、もう60歳です。そう考えると本当に時間がない!自分の人生を生きなければ。と思いました。

まとめ

こうして20代からの目標、夢であった独立はフリーランスになるというカタチで果たすことができました。

やればできるというのはこういうことなんですね。

フリーランスになるのは簡単です。ある意味無職ですからね。ただ、これから本当にフリーランスとしてやっていけるのか、稼ぐことはできるのか。不安や恐怖心との戦いがはじまりました。

次回予告

続きは明日「フリーランサーになってからとりあえずやったこと」について書きます。