昨日は、私がフリーランサーになったわけを書き綴ってみました。
2つ目の記事は「フリーランサーになって、まずやったこと」について、書いてみようと思います。
目次
俗に言うカネなしコネなしスタート
元旦早々に、このまま何もせずに歳取ってジイさんになるぞと怖くなって独立を決意、晴れてフリーランサーとなったんだけど、言ってしまえば無職同様の自称自営業。
だって何も仕事なんてないんだもん。
とりあえず仕事を探さなきゃ
とりあえず縁起が良さそうな七日正月を始動日に定めて準備をおこなうことにしました。準備資金も取引先のアテもなく。
しかし、本当に何も考えていなかったわけではなくて、クラウドソーシングなるものの存在を知っていて、これを使って日銭を稼ごうと考えていたのだ。
クラウドソーシングに登録してみた
クラウドソーシングとはいったい何ぞやというと、
これまでプロが作っていたことを、不特定多数のクラウド(群衆)が集まって何かを作り上げていくことを指します。
アウトソーシングと似ているけれど、必ずしもプロフェッショナルに依頼するのではないのが特徴です。
そのクラウドソーシングですが、「ランサーズ」と「クラウドワークス」が二大看板サービスサイトとなっていて登録は無料なので、とりあえず両方に登録しました。
双方のサイトで様々なジャンルの仕事を探すことができるのですが、僕はライターとして活動しようと考えていたので、ライティング案件に目を通してみました。
登録したけど提案申し込みができない!?
本当に様々な案件がたくさんある中、ランサーズに応募してみたいプロジェクト(継続)案件を見つけましたが【提案申込条件あり】の仕事依頼となっていて、実績がゼロのランサー(登録者)は申し込むことができませんでした。
これは初めての評価を得るまで仕事がなかなかもらえないんじゃないか、結構大変な道のりかもしれないなあと、ちょっと心が折れかけたのは今となってはいい思い出です。
タスクという案件の存在に気づく
ふてくされながら様々な案件を見ていると、その中に「タスク」という案件の存在に気がついたのです。
このタスクというのは、1つの依頼に対し多人数のランサーが同時に作業を行う仕事方式となっています。作業できる人数が決まっているので、まさに「とにかくやったもん勝ち」です。
アンケートやレビュー、記事の作成など比較的簡単な作業で実績を得ることができる案件となります。このタスク案件でとりあえず実績を1つ付けて、プロジェクト案件に提案を申し込むことにしました。
初めての売り上げは86円
そのタスクは「iPhoneやiPadについての記事作成」文字数は400字以上という案件です。
実際の報酬は108円ですが、10万円以下の報酬の場合、ランサーズに手数料として20%支払う必要がありますので、86円となります。
400字ちょうど書いたとして1文字あたり実質0.2円です。ライターの単価ってこんなに安いんだ!というのが、率直な感想でした。
栄えある(?)実績1を獲得
なにはともあれ、これで実績1ゲットです!
晴れて気になっていたプロジェクト案件に提案申し込みをしました。その後、結果を待っている間にタスク案件で簡単そうな案件があったので1件作業をこなしました。
その案件は「東京で働いている理由について」というものでした。
4円って、ウケるぜ!
これは文字数は忘れてしまいましたが、報酬は5円というものでした。手数料を支払って実質手取りは4円です。4円って、ウケるぜ!って思いながら作業しました。
20〜25文字くらいで単価0.2円ということになりますね。これでランサーズでの売り上げは90円となりました。
2016年1月の売り上げは1,290円
1月はクラウドワークスで他に1件のクライアントさんから依頼をもらうことができて、こちらは1,200円の売り上げでした。
ちなみにこちらは2,000文字以上のライティング案件となりまして、単価はおよそ0.75円とランサーズのタスク案件よりは高単価で作業を受けることができました。
ランサーズとクラウドワークスの両方を合わせて、1月の売り上げは1,290円でした。
ひとまず売り上げゼロの月はなし
会社員の給料から考えると、100分の1も稼げてなかった1ヶ月でしたが売り上げゼロは免れました。
会社員で営業職ですと「今月の売り上げゼロだよ」といったこともあるかと思いますが、フリーランサーとして自分の力だけで稼いだこの1,290円は本当に価値があるものだと思います。
家から一歩も出ずに営業に足を運ばずに得た報酬ですからね!
フリーランサーになって8ヶ月、もちろん売り上げがゼロだった月はありません。稼ぐことができるのかなと思っていましたが、稼げましたよ!
まとめ
僕がフリーランサーとなってまずやったことは、ランサーズ、クラウドワークスといった、クラウドソーシングに登録して、とりあえずライター案件をこなしてみた。ということです。
いやぁ、しかし当然のことながら生活できるだけの収入には程遠いですよ。ですけどお金をいただくことはできたんです。自分の腕っ節(なんか違う)だけで稼ぐことができるということを実感した1ヶ月でした。
明日は「野良フリーランサーから個人事業主へ。いざ開業!」について書きます。