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面接対策は職務経歴書で決まり!4つのテーマで自己PRを書こう

面接対策は職務経歴書で決まり!4つのテーマで自己PRを書こう

2017年2月20日
ビジネス
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職務経歴書

私は、会社員時代にリストラを2回経験しています。その際にステップアップを図って出版業界からソフトウェアやウェブ開発のIT業界へとジョブチェンジをしました。

もう就職活動をしない。という決意の意味も込めて、5年前に最後の転職活動をおこなった際に作成した職務履歴書に書いた自己PRを公開します。

転職や再就職を考えている方の参考となれば幸いです。

自己PRの文章ポイント

テーマは「どのような人材が職場に求められているか」です。

自分がこの会社で働きたいというニュアンスではなく、会社から「この人材が欲しい」と思わせるように書く必要があります。

具体的な書き方

自分が今までどのように職場の課題に対して仕事に取り組んできたか。ということを4つのテーマに細分化して箇条書きにします。

あとは、箇条書きにした内容にそって体験してきたことをつらつらと書いてみましょう。重要となるのは、問題点をどのように解決していったかということです。

職場改善や作業効率の向上に貢献してきた実績があれば「ウチでも期待できるかも」と採用担当者の心に響きます。

過去に私が職務経歴書に書いた4つの項目の自己PRと、履歴書に書いた自己PRと併せて公開します。

協調性

顧客の要望や社内の要求に差異が生じた時に、どのようにして双方納得していただけるか。

決して八方美人にならず、会社の仲間を守る為に顧客に示談をしたり、利益を守るために仲間に納得していただくように話をしました。

これまで仕事において、人間関係を重視して人を大切にすることを重んじた仕事をおこない、TPOに適した「最適な方法」を常に考えて行動してきました。

今まで雑誌社、ソフトウェア開発会社で培ったコミュニケーション能力を発揮した仕事ができると自負しております。

プロジェクトを通じて、人を思いやり支えあうことの大切さを学びました。

働きかける力

担当外の仕事(社内美化や環境整備など)は誰もがやりたくないので手つかずになってしまっています。

それらを周りの仲間に声をかけて掃除やゴミ捨てをして社内の風紀を整え、売上を上げるためにはどうするべきか、納期を守るためにはどうするべきか、自主的にミーティングを開き改善改良を促しました。

その際に、自分の意見に賛同してくれる仲間と一緒に、雑誌の特集記事を作りました。

私は好奇心が旺盛で情報収集に長けており、新しいものやトレンドに敏感です。市場、ユーザーが何を求めているかキャッチをし、それらを集約してまとめることを主とした直観的、スピーディーな仕事を心がけています。

傾聴力

仲間が元気を無くして落ち込んでいる際、明らかに業務効率が悪化している時に、声をかけて雑談や相談に乗ることをしました。不安から会社の改善点や業務の問題点が隠されていることがありました。

クライアントとのやりとりや取材方法の改善点が見つかった、開発仕様が間違っていた、工程計画に問題が生じていたなどの原因を発見することができました。

お客様やパートナー企業のみならず、社内の仲間の声を大切にし、仕事を進めていけば必ず
うまくいく。そのような決意のなか、某商品販売システムのプロジェクトリーダーに抜擢されました。失敗を恐れずに試行錯誤を繰り返しながら、無事に納品を成し遂げました。

創造的自己表現

ソフトウェアシステム開発における検証業務で、開発者の創造を超えた発想でバグを発見することを得意としていました。検証時には検証メンバーに指名され、多くのバグを発見しました。

また、納得できない事があれば安易に首を縦には振りません。自分が感じたことを包み隠さず話します。その結果、アドバイスを受け入れて素直に従い、良い仕事ができていたと実感しております。

私は、文章を書くのが得意です。これは雑誌記事、メルマガ配信業務で培ってきたものであります。また、情報発信側として入稿後の訂正がきかないという責任の重さから、私の仕事に対する礎が築かれたのだと感じております。

履歴書の自己PR

雑誌という媒体を通して、クライアントからの広告と読者向けのイベント記事(読み物)を
両立させることをテーマに取り組みました。

クライアントと読者という双方の顧客が、満足の得られる結果をどのようにしたら提供することができるのか、広告売上のみならず、記事のクオリティ向上も追及しました。そこから、雑誌一冊ですべてのクライアント、読者に満足していただく事の難しさを知りました。

その後、IT産業の創成期にweb事業に携わることができ、新たな自分の可能性を見出すことが
できました。ソフトウェア開発からはプログラミングを通じて製品を生み出すことの大変さを感じ、チャレンジ精神をもって臨めば、そこには無限の可能性があることを実感いたしました。

御社で仕事を通して成長し、創意・誠意・熱意をもって社会に貢献できる中核的人材となります。

まとめ

なんせ5年程前の文章です。なんだか読み返してみると気恥ずかしいものがありますね。この内容で書類審査に通り、採用をいただいております。

この自己PRの内容で私がいま転職活動をしても、年齢を重ねていますので採用されないでしょう。ただ、当時作成した自己PRはセルフマネジメントとして大いに役に立ち、現在の礎となっています。