家に眠っている使用済みケータイを持っていませんか。それらをリサイクルすることによって東京オリンピックのメダルになっちゃうんです!
目次
東京2020参画プログラム
2020年オリンピック東京大会の大会ビジョン「スポーツには世界と未来を変える力がある」のもとに参加者自らが体験や行動をして未来につなぐプログラムです。
都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト
この「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」は、東京2020参画プログラムの公認プログラムです。
詳細は、携帯電話などの小型家電などをリサイクルしてオリンピック・パラリンピックのメダルを製作するというものです。
この、みんなのメダルプロジェクトはオリンピック・パラリンピック史上初の取り組みとなります!
日本国民が参加をしてメダル製作をおこなう、国民参画形式として実施されます。
そして、ケータイやスマホ、タブレットなどのリサイクル金属をメダル製作に活用することいで、環境に配慮しています。
また、日本の金の精錬における技術を駆使してリサイクル率100%を目指しています。日本国民が参加してメダル製作をおこなう、国民参画形式としておこなわれます。
我が家の鉱山を発掘してみました!
これはスポーツとガジェット好きな私は参加するしかない!と思い、さっそく我が家の鉱山を発掘しに行きました。
すると、出るわ出るわ!未来の輝くメダルの原石をたくさん発掘することができました。
J-PHONE J-SH09
みなさん、J-PHONE懐かしくないですか!
2002年8月に発売されたので、オリンピックがおこなわれる20年前に発売された機種になります。
そう考えると20年の時を経て、五輪メダルに生まれ変わると思うと感慨深いものがあります。
上部右上にあるのは電波アンテナです。電話をかける時や、着信時にはこのアンテナをわざわざ伸ばしてましたね!
上部左側に内蔵されているカメラは有効画素数31万画素CCDです。
ちなみにiphone7のカメラは1,200万画素ですので、J-SH09のカメラのおよそ38.7倍の画素数ということになります。
開くと「カチャッ!」と結構大きな音が鳴ります。当時は折りたたみケータイが出たばかりでこの音がなんか心地よかったんです。
いま聞いたら、うるさいだけですけどね…。もちろん閉じるときにも、「カチャッ!」っと音がします。
上の部分と下の部分が重なり合うので、「パン」という音も一緒についてくるので、閉じる時の方がうるさいです。
画面は2.1インチです。ちっさっ!
ウラ面にはJ-PHONEと、親会社だったVodafone(ボーダフォン。ロゴは小文字でvodafone)の合体ロゴが入っているんですが、傷だらけでほとんど面影がありません。
こんな昔のケータイに興味はないと思いますが、ケータイWatchのサイトに当時の新製品紹介のページが残っていました。
写メールって言葉が懐かしいですね。当時は「写メ送って!」とかよく言っていました。
vodafone V603SH
2003年に社名がJ-PHONEからVodafoneに代わり、機種名も「J」から「V」になりました。このV603SHは2005年2月に発売されました。
画面は2.4インチ。J-SH09と比べると少し大きくなりました。
202万画素CCDカメラを装備しています。だいぶ落としたりしたので塗装が剥げてますね。
V603SHの特徴は、液晶画面が180度回転するSwivel Style。このアンテナは電話の電波用ではなく、ワンセグテレビのアナログアンテナなんです。
このように横向きにしてテレビを見ていました。なんとなくスマホっぽくないですか?
SoftBank 705P
Vodafoneは2006年にソフトバンクへ株式売却、この705Pはソフトバンクブランドとして10月にリリースされました。
カメラには200万画素のCMOSを搭載しています。
ディスプレイは2.2インチです。端末の横にあるボタンを押すと、ワンタッチで「カチッ」という音と共にケータイが開きます。
ソフトバンク向けのパナソニック端末は、J-PHONE時代の「J-P51」以来となります。当時ドコモのパナソニックのケータイ「P」が人気でしたよね!
WILLCOM WX310K
懐かしのウィルコム(現:ワイモバイル)の携帯端末WX310Kです。2005年11月に発売されました。
カメラは130万画素のCMOSを搭載しています。この頃の京セラ製のPHSは「京ぽん」と呼ばれて親しまれました。
ディスプレイは2.4型液晶。V603SHと同じ大きさです。フルブラウザの「Opera」を搭載、Flash再生も可能です。
ちょっと見にくいですが、本体裏面の下部に「Bluetooth」のロゴがあります。PDFやOFFICEソフトの閲覧機能もあります。
プロジェクト参加方法
みんなのメダルプロジェクトで回収できるものは、携帯電話、スマートフォン、タブレットの他にパソコン、デジタルカメラなど小型家電リサイクル法に基づく28品目となります。
回収場所
リサイクル回収場所は2通りとなります。
全国のドコモショップ
ドコモショップでは、携帯電話、スマートフォン、タブレットのみの回収となります。その他の品目は受付していません。
プロジェクト参加自治体など
こちらは携帯電話、パソコン、デジタルカメラなど主に小型家電リサイクル法に基づく28品目を受付しています。
ID登録で情報をチェック!
TOKYO 2020 IDに登録するとメダル完成までの製作過程など、2020東京大会に関する最新情報やイベント案内、オフィシャルショップに関するメルマガが配信されます。
みんなのメダルプロジェクトに参加する方は要チェックです!
https://id.tokyo2020.jpまとめ
使っていないケータイなどのガジェットが東京オリンピックのメダルになる!都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクトをまとめました。
ガジェット好きとしてお別れがちょっと寂しいですけど、私はこの4つの使用済み携帯をリサイクルして、みんなのメダルプロジェクトに参加します。
どのようにメダルへと生まれ変わるのでしょうか、今後も注目していきます!