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自分の足元ばかりを見て物事を判断しているうちは信頼を得ることはできない

自分の足元ばかりを見て物事を判断しているうちは信頼を得ることはできない

2017年3月23日
エッセイ
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足元

独立開業をするにあたって、きっかけは現状打破だったり自己実現が目的であっても良いと思います。

ただ、自分の足元ばかりを見て、目先の生活を優先して物事を判断しているうちは信頼を得ることはできないでしょう。

社会に単身で乗り込んで勝負するにあたって、こちらの都合や夢などはどうでもいいことだからです。

持っているものを手放す勇気

何かを得るためには何かを手放さねばならないという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

言葉の例えとして捉えるのではなく、実際に両手いっぱいに荷物を抱えた状態で新たに荷物を持とうとしても持つことができませんよね。

何かにチャレンジをしようとするのであれば、今の生活水準を落とさずにトライするという考えは捨てた方が良いです。

もちろん、今の生活を握りしめたままチャレンジするという選択を取るのも自由です。

何も手放さずに新しいチャレンジをするだけの余裕があるのなら、それに越したことはありません。

ライバルは全力を尽くしている

ただ、世の中には今の生活を捨てて腹をくくって背水の陣でチャレンジしている人もいるということを忘れてはいけません。

彼らは全力を尽くしてチャレンジをします。24時間常にトライしていることについて考えて、行動をしています。

ライバルが100%で頑張っているのであれば、100%以上のことをやらないと勝ち目はありません。

ましては、会社勤めをしながらライバルと戦おうと思うのであれば、どれだけの努力が必要であるのかということです。

自己実現のために社会は存在していない

自分や家族が生活していくことを目的として、事業を立ち上げても成果を上げることは難しいと考えています。

開業するということは社会にどう貢献するのか、どのような仕事で社会に寄与することができるのかということしか通用しないからです。

自分や家族が生活していくことが目的なのであれば、自分で事業を立ち上げなくでも雇われて給与をもらう方法でも生きて行くことはできます。

社会に対してどうありたいのか

自分の夢や目標を叶えたいがために独立開業するのはもちろん構いません。ただ、夢や目標を社会が叶えてくれるわけではないのです。

自分が開業することで社会に対して何をすることができるのか、クライアントに対してどのような価値を提供することができるのか。

そのことを考えて、愚直に行動していけば信頼を得ることができて道が開けていくのではないでしょうか。

理解して実行することが大切

頭では理解していても、実際に行動しなければいけません。

開業1年目、私は自分がどうやって事業をやりくりしていくかということで頭がいっぱいでした。

自分の仕事に自信がないので、クライアントさんに安い値段でサービスを提供して「この仕事はここまで」と自分で制限をかけていました。

仕事に対してしっかりとした値決めをすることが、ビジネスをおこなう最低限のルールでありマナーであることを実体験から学びました。

安価で仕事を受けない

今まで仕事がなくなるのが怖いので、安い価格で受注してきました。

そして、クライアントさんからの要望に「この価格でやっているのに、そこまでしなくてはいけないのか」という気持ちになっていたのです。

そんな気持ちで仕事をしていたらクライアントさんに失礼だし、迷惑がかかるので仕事を受けない方が良いです。

きちんとした仕事をする代わりに、対価もきっちりといただくことができるように自信をもって価格を提示しなくてはいけません。

その結果、ひいては信頼をいただくことになるのだと思います。

まとめ

今回は、自分の足元ばかりを見て物事を判断しているうちは信頼を得ることはできないということを、開業してから今までの反省点を踏まえて書きました。

私も、自分の夢や目標だけではなく理念を掲げて開業しましたが、いつの間にか自分の足元ばかりを見ていました。

初心を思い起こして、もう一度やり直しです。

クライアントに良い仕事を提供し続けることで信頼が積み重なり、理念を通じて社会への貢献ができた時に自分の夢や目標が叶うのだと信じています。