先週Jリーグが開幕、J1とJ2を合わせて20試合が全国各地で開催されました。この日を待ちわびて、実際にスタジアムへ足へ運んだファンサポーターも多かったことでしょう。
しかし、サッカーはJリーグだけではありません!来週3月5日(日)に日本フットボールリーグ(JFL)が開幕となります。
目次
JFLとは
アマチュア最高峰の全国リーグとなり、4部リーグに相当します。
2017シーズンは16チームが、総当たりホーム&アウェイを2ステージで戦います。各ステージの1位クラブは「チャンピオンシップ」に進出し、ホーム&アウェイで優勝を争います。
合計勝ち点を問わず、チャンピオンシップ準優勝クラブがリーグ2位の成績となり、その他の14チーム中で最多勝ち点を獲得したクラブが3位となります。
昨年は1stステージ1位クラブの流経大ドラゴンズ龍ヶ崎と2ndステージ1位クラブのHonda FCがチャンピオンシップを戦い、Honda FCが6度目の優勝を飾りました。
JFL所属クラブ
東北
- ラインメール青森(青森県)
- ヴァンラーレ八戸(青森県)
- ソニー仙台FC(宮城県)
関東
- 栃木ウーヴァFC(栃木県)
- 流経大ドラゴンズ龍ヶ崎(茨城県)
- ブリオベッカ浦安(千葉県)
- 東京武蔵野シティFC(東京都)
東海
- Honda FC(静岡県)
- FCマルヤス岡崎(愛知県)
- ヴィアティン三重(三重県)※新加入
関西
- MIOびわこ滋賀(滋賀県)
- 奈良クラブ(奈良県)
- FC大阪(大阪府)
四国
- FC今治(愛媛県)※新加入
九州
- ヴェルスパ大分(大分県)
- ホンダロックSC(宮崎県)
JFLに加入するには
JFLに加入するには、全国の地域リーグを勝ち上がった12チームで戦う「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」で上位2チームとなったクラブがJFLに昇格、翌シーズンから加入となります。
各リーグは3日間で3連戦という超過密スケジュールとなっており、1次リーグを通過した4チームで決勝リーグを戦います。JFLは全国クラブの中から、狭き門を勝ち獲ったツワモノたちが集まったリーグです。
2016年は、FC今治が優勝、ヴィアティン三重が準優勝となり、それぞれJFL昇格を決めています。
JFLは4部リーグ!?
JFLは4部リーグに相当する。と書きましたが、Jリーグはプロリーグとアマチュアリーグは別格と考えており、J3リーグ(以下、J3)は降格がないことからJFLはJ3と同格のカテゴリと位置付けしています。
よって、JFLは4部相当という表現で語られることが多いです。
J3との関係
そのため、公式には「J3入会」と報道されたりしますが、一般的にはアマチュアからプロリーグへ「昇格する」という考え方が浸透しており、JFLのチームでJ3へ「昇格」を目指すクラブも存在しています。
以上の背景から当サイトではJ3へ昇格という考えでお伝えします。
Jリーグ百年構想クラブ
将来Jリーグへの参入(J3昇格)を目指すクラブを、Jリーグ百年構想クラブと呼びます。2017年JFLを戦うJリーグ百年構想クラブはこちらとなります。
クラブ名 | J3ライセンス |
ヴァンラーレ八戸 | ○ |
栃木ウーヴァFC | |
東京武蔵野シティFC | |
奈良クラブ | ○ |
FC今治 |
※その他、関東サッカーリーグ1部所属のTonan前橋が認定されています。
J3昇格の条件
JFLに参加しているクラブで、まず下記3つの条件を満たす必要があります。
- JFL年間順位4位以内、かつ百年構想クラブのうち上位2クラブ
- Jリーグ百年構想クラブ
- J3ライセンスを持つクラブ
条件をクリアしたクラブは、シーズン終了後に入場者数や経営状態などの入会審査を経て、Jリーグ入会が晴れて認められた場合に翌シーズンからJ3リーグで戦うことができます。
地域リーグへの降格
JFL年間順位15位、16位チームは地域リーグへ自動降格となります。
ただし、J3昇格チーム数が1チーム決定した場合は、JFL16位チームのみが地域リーグへ自動降格、2チームの昇格が決定した場合は降格チームはありません。
2016年シーズンは、年間順位3位のアスルクラロ沼津がJ3に昇格しましたが、16位のファジアーノ岡山ネクストが活動停止につきJFLを退会、地域リーグへの降格チームはなしでした。
2017シーズン開幕
3月5日(日)に第19回日本フットボールリーグ(JFL)の開幕戦が行われます。今年のキャッチフレーズは「楽しむヤツが勝ち!」となりました。
開幕戦・ファーストステージ 第1節のカードはこちらです。
- Honda FC – ラインメール青森 (都田)
- 流経大ドラゴンズ龍ヶ崎 – FC今治 (Ksスタ)
- ホンダロックSC – ヴィアティン三重 (宮崎市)
- FC大阪 – 奈良クラブ (J-G堺メイン)
- MIOびわこ滋賀 – FCマルヤス岡崎 (東近江)
- 東京武蔵野FC – ヴァンラーレ八戸 (味フィ西)
- ヴェルスパ大分 – ブリオベッカ浦安 (大銀サA)
- 栃木ウーヴァFC – ソニー仙台FC (栃木市)
※試合はすべて13:00キックオフ
注目クラブ
今年のJFLクラブを戦う注目クラブをご紹介します。
FC今治
元日本代表監督、岡田武史氏がオーナーを務めているクラブです。
昨年シーズン途中までJ2岐阜で監督を務めた、ラモス瑠偉氏がチームアドバイザーに就任しました。2025年にJ1で優勝争い、ACL優勝を目標にしています。
JFLリーグ初参戦で今治旋風を起こすことができるのか、メディアから最も注目を集めているクラブです。
Honda FC
プロリーグへの参加を表明しておらず、「Jへの門番」の異名を持つアマチュアクラブの強豪です。
2017シーズンはリーグ連覇を目標に、まずは1stステージ1位通過を目指します。
ヴァンラーレ八戸
昨年、3年越しの念願だったJ3ライセンスが交付されました。昨年までJ3ガイナーレ鳥取を指揮した、柱谷哲二新監督が率いてJFL参入5年目となる今シーズンはJ3昇格を目指します。
柱谷監督は初めてJFLを指揮することになり、どのようなサッカーを見せてくれるのか注目です。
奈良クラブ
3年目のJFLを戦う今シーズン、J3相模原をシーズン途中まで辞任、強化部へ異動となっていた薩川了洋氏が監督に就任しました。
JFL時代のAC長野パウセウロで指揮を執ったことのある、経験豊かな監督の手腕にJ3昇格の夢を託します。
JFLチャンネル
今年から、インターネットライブ配信の「JFLチャンネル」がオープンしました。
視聴は無料で、会員登録やログインの必要もありません。対象は全試合ではありませんが、注目試合の放送が予定されています。
先ほど挙げた注目クラブの試合も予定されていますので、JFL公式サイトでスケジュールを確認のうえ、JFLのサッカーをJFLチャンネルでチェックしてみてください。
まとめ
JFLは未来のJリーグを目指すクラブ、ノンプロながらも企業チームとして働きながらリーグを戦うクラブ、その他の地域クラブが同じリーグで戦います。
それぞれクラブの目的は違えど、クラブを勝利に導きリーグを制して優勝を目指すことには変わりはありません。
JFLクラブがある地域にお住いの方は、ぜひ一度JFLのスタジアムへ足を運んでみてください。
そこにはJリーグのような華やかさはありませんが、決して劣ることのないサッカーへの強い情熱を体感することになるでしょう。