2016年1月にライターとして開業するも、紆余曲折して結局本格始動したのは今年の2月でした。
大城あしか(@417ena)のフリーランス1年目を振り返って失敗したことについて書きます。
勇気を持って断るべき仕事もある
ライターとして開業してから、実績を作る足がかりとして3ヶ月ほどキュレーターとして活動していましたが、過去の仕事のクライアントさんや知人からウェブの仕事をいただきました。
ライティングの仕事と比べて報酬も大きく、フリーになったばかりの私は受注してまとまった資金が欲しかったことに加えて、口コミでお客さんを紹介してもらえるかもしれないという気持ちになりました。
実際に、引き受けましたが作業者は私一人です。時間ばかりかかってしまいその間ライティングの仕事をすることはできませんでした。
本来やりたいことが全くできなくなってしまったのです。自分の方向性と違う仕事は勇気を持って断るべきだったと反省しています。
友人との共同運営は難しい
開業した時に、まずは友人たちにライターとして仕事を始めたことを伝えました。すると、「自分も独立を考えている」という友人も何人かいました。
ウェブの仕事でひとりで作業することの大変さを身にしみて感じていた私は、軽い気持ちで「一緒にやろう」と言ってしまったのです。
もともと、同じ業種での独立を目指していたわけではないので、分業をすることになるのですが、お互いに主導権の奪い合いになってしまい最終的には空中分解しました。
幸い、友人としての付き合いは続いているのですが、共に準備をして動き出していたプロジェクトは頓挫してしまいました。
経理は毎月おこなうべき
私は開業届けと同時に青色申告の届けを提出していますので、複式簿記での几帳が必要となります。几帳といっても、私はクラウド会計ソフトを利用していますのでパソコンに入力していく作業となります。
しかし、業務に追われる日々で後回しとなってしまいます。およそ半年分の几帳をサボってしまって昨年末にヒーヒー言いながら記憶を呼び起こしで入力していく辛い体験をしました。
理想は15日に1度、月に2回のペースで几帳していくと負担にならないでしょう。あっ、1月の経理まだやってない…。
まとめ
フリーランス(個人事業主)となってから1年間のは失敗であったと自己評価しています。しかし、今はこの失敗を生かしてライターとして再出発をすべく軌道修正をしています。
「回り道しちゃったな」「時間を無駄にして、意味がなかったな」と1周年を迎えた時にそう思いましたが、いまは失敗を糧にして突き進むのみ!と前向きになれています。
この失敗の経験が、これから独立してフリーランスを目指そうと思っている方に少しでも参考になれば、なによりです。